スタッフ紹介:有本 尚子

インタビュー

この仕事を選んだきっかけは?

以前に自身の父親が脳卒中の後遺症により在宅介護となり、具体的な介助方法などの知識を深めたいと手始めにヘルパー2級の資格を取得しました。晩年には血管性認知症も発症し、身体介助以上にその対応に苦慮し、感情がぶつかり合ってしまう家族介護の難しさを思い知ることとなりました。父親を看取った後、自身の子ども達も手が離れてきたこともあり、その在宅介護での経験を少しでも生かせるのではないかと考え、この介護という業界に飛び込みました。

グランデージ和泉の職場環境は?

ダイエットのためにウォーキングをしていた時に、当施設掲示板のデイスタッフ(パート)募集の張り紙をみつけて、なぜか瞬間的に携帯電話で連絡し、「今からでも面接来ませんか」というお言葉に、ダッシュで帰宅しジャージから着替えて面接を受け、その当日に「よかったらこちらで働いてみませんか」(施設長)「え?決まりですか!是非お願いいたします」(私)という運命の一日を経て、早7年目、今や正職員となり、一専業主婦がここまでキャリアアップさせてもらった当施設には日々感謝の気持ちで勤めさせてもらっています。 職員の年齢幅は大きいものの、それぞれが長所を認め合い、明るい雰囲気でありながら、業務のみ ならず接遇面などきちんとルールを設け職員同士連携をとり真摯に業務に取り組んでいます。ミーティングや個別のカンファレンス、委員会、勉強会など互いの意見交換できる場も多く、風通しの良い職場だと自負しています。

仕事のやりがいについて

これまで、さまざまな職種の仕事に従事してきましたが、この介護職ほどやりがいを感じたことはありません。所属のデイサービスでは、日中、不活発になりがちなご高齢の利用者様に向けて、排泄、入浴、昼食のお手伝いに加え、さまざまなレクリエーションを企画、提供して気分転換、他者交流の機会を支援しています。毎日のレク提供のために職員一同が日々アイデアを出し合い、準備しておりますが、利用者様それぞれで異なる心身状況やリスクマネジメントなども加味すると少人数の職員ではなかなか骨の折れる作業となります。ただ、デイが無事に終了し、利用者様からの大きな拍手や皆様の晴れ晴れした笑顔、「楽しかったよ、ありがとう」というお言葉をもらうと微力ながらでも利用者様のお役に立てたかと思うと心から充足感に満たされ、それこそこちらこそ感謝の気持ちでいっぱいで涙が出そうになります。 考えてみますと、音楽好きな母親の影響で幼少時からピアノを習わせられたことが、簡単な伴奏くらいなら弾くことができ、歌うことも好き、また、運動好きでいつも朗らかな父親からは、タフな身体と穏やかな性格を譲り受けたこと…このデイ介護士、私にとって天職としか思えません。老眼が出始め、記憶力にも怪しいところが出始めてきましたが、体力の続く限り、ご利用者様とそのご家族様のお気持ちに寄り添い、今日一日をここで過ごすことができて良かったと思ってもらえるよう尽力していきたいと考えています。

プロフィール

所属 いづみデイサービスセンター 生活相談員 主任
入社年月 2015年4月
好きな言葉・座右の銘 「生きてるだけで丸儲け」こう考えるともう全てがハッピーなのです。
趣味 プロ野球観戦。あの伝説の1985年からタイガース一筋です。
好きな芸人 テンダラー、中川家、ナイツ、COWCOW、さらば青春の光、友近……etc. 人を笑わせることができる人を心の底からリスペクトしています。
offな私の過ごし方 お休みの日は、専ら家事です。家事をしながら、いろいろなやり取りを思い出しあの時こう言えばもっと面白かったな~とお笑いを追求する主婦芸人やってます。
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